iPod

shizyukara2005-03-18

最近、シリコンプレーヤーを買った。カセットウォークマンの時代から見ると目が回る様な進歩だと思う。のだけど、久しぶりに屋外でイヤホンで音楽を聴いて見るとあまり面白くない。コードがじゃまだし、まわりの音も聞こえない。耳栓をして外を歩いている様な物だ。それに音楽自体も車の音などで邪魔されてしまい、あまり楽しめない。というわけで深夜に音楽を聴いたり、ローラー台でトレーニングするときに使ったりと、ほとんど屋内で使用している。ちと無駄な買い物だったかなと思っていたのだが、マイルス・デイビスの「ライブ・イビル」を聴いて評価一変。延々と続くジャムセッションのような音楽にこの手のプレーヤーは実に合っているのだ。そういえばマイルス・デイビス自身も何かのコマーシャルで耳の中にチップを埋め込んで音楽を楽しめれば実にクールだとかなんとか言ってたっけか。このアルバムでのキース・ジャレットの凄さもいまさら初めて知った。頭の栓が吹っ飛んだかの様な怒濤のキーボードである。買ったのは何年も前なのに不覚…。だってジャケット怖いし、演奏やたら長いしで手が伸びなかったんだもの…。