イカ

shizyukara2004-06-27

三浦半島まで行って来た。


中途の港に漁業組合の経営する食堂があり、そこで昼食をとる。食べ終わって食堂の外に出ると近くでイケスに入れた魚を直売している。見てみるとカワハギと小ぶりのイカが放されている。生きたイカもカワハギも物珍しいので客でもないのにジロジロ見ていると、なぜかカワハギのイケスの中にイカが一匹紛れ込んでいる。隣のイカのイケスからイカジャンプで入って来てしまったのだろうか。イカにとって周りが全てカワハギというのはずいぶんと居心地が悪いらしく、しきりと隣のイカのイケスへ帰ろうとしている。隅の方に身を寄せてイカジャンプを試みているのだが、ことごとく不発でなかなか帰れない。


よく見てみると隣のイカ連中は白いのに、彼だけ色が茶色い。変だと思っていると同行の友人から周りのカワハギが茶色なのでとりあえず茶色くなって誤魔化しているのではないかとのこと。なるほど、イカは色を変えられるというのは本当なのだと感心する。