おしえてアルルの森たちよ
先日、ロアルド・ダールの「マチルダ」が新装版になっているのを見つけて買って読んだ。
ダールの小説は大人向けにしろ子供向けにしろ、なにやら不穏な感じがする所が好きである。ページの裏側で見えない鬼婆が大ナタをゾリゾリ研いでいる様な感じというか。ブレイクの荒っぽい絵もやはり素晴らしすぎる。
と言う前置きはとにかく、巻末の既刊紹介のページを読んでいてビックリ。なんでも「ガラスの大エレベーター」という本はガラス張りのエレベーターに乗って宇宙に行ってしまうと言う話らしいのだ。
?????
これは私が先日見た夢に道具立てが、かなり、だいぶ、近い。
ハテこれは一体…。端から見ればそれはどこかでこの話の筋を見て忘れていたのだろうでお終いになりそうだが、個人的には身に覚えがないのでかなり不思議な感覚である。
これはひょっとするとその日その時、ホンの一瞬ながらも私はダールとソウル・ブラザーになれたのだろうか?
それとも俺は記憶力の無いタダのオバカなのか?