海辺の博物誌
すごい雲だ。本当に綿みたいな雲がマンガの様にボコボコと浮かんでいる。風も涼しいしこのところ数日はクーラー要らずだ。こういう日が毎日続けばいいのだけど。
以前から読みたいと思っていた三木卓の「海辺の博物誌」を古本屋で買った。著者が三浦半島の海辺のマンションに住んでいた時の生き物にまつわるエッセイなのだが、まったくもってうらやましい限りですのう。と思って読み進めていたらやはりそんなに良い事ばかりでもない様で、海に突き出した半島は風が半端ではなく、台風がきた日にはものすごい事になるし、塩害もすごくて鉄で出来た物はいつの間にか溶けてなくなってしまうのだとか。
それでも海の生き物と山の生き物が同時に見れるのはやっぱりいいなあ。多摩も自然はそれなりにあるし、隣の芝生に過ぎないかもしれないのだけど。