翻弄の日

shizyukara2004-06-19

今日は相模原まで行ってきた。


昔住んでいた場所の近くの公園で休憩しているとレーサーウェアが珍しいらしく、近くに座っていたお婆さんに話しかけられる。お婆さんの犬に自転車にマーキングされそうになり慌てるが、お婆さんの話だと「もう在庫切れのはず」との事。なるほど、ポーズを取っただけで実際には発射しなかったようだ。犬の本能か。


その後お婆さんから相模川上流のキャンプ場の景色は素晴らしいとの話を聞いたのでそちらに向かうことにする。少年時代には行ったことのなかった場所だ。相模川は流速が速いのか周囲の台地をかなり浸食しているため、川辺に向かうには急勾配の坂を下って行かなければならない。ブレーキを当てながらゆっくり下っていると、前の方を少年がノーブレーキで走っている。危ないな、と思っていると突然姿が見えなくなり、ものすごい鳴き声が響き渡る。行ってみると派手に転んだらしく、あちこち擦りむいている。傷を水で洗えと話しかけるが、痛みによるショックのためか大声で泣くばかりでとりつくしまがない。周りには何もないし、これは困った。かなり困った。完全に犬のお巡りさん状態である。頭も打っている様だし、いきなり昏倒でもされたらたまらないので救急車を呼んだ方がいいのかもと思っていると、下から親が登ってきてなんとか事態を収拾することができた(のか?)。


何か今回は子供と犬とお婆さんに翻弄されて終わってしまったような気が…。